今月の本: |
『ハムレット』(シェイクスピア) |
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実施日時: |
2015年2月21日(土)14:00〜17:00 |
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今月の会場: |
勤労福祉会館 和室(小) 西武池袋線大泉学園駅・徒歩3分 |
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参加費 : |
350円(会場費・資料コピー代に補填します) |
懇親会 : |
終了後希望者で懇親会を行います(会費2500円程度) |
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『ハムレット』は、シェイクスピアの代表作の一つであり、5幕から構成された悲劇の戯曲です。
正式な題名は「デンマークの王子ハムレットの悲劇」(The Tragedy of Hamlet, Prince of Denmark)。
初演は1601年か1602年とされており、作品としては1600年頃、シェークスピアが36歳頃に構想されたとされています。
戯曲の出版は当時も上演後に編纂されることが多く、『ハムレット』も例にもれず出版までしばらくの期間がかかっています。
最初に出版された本は1603年の発刊された四折本(クウェート版)であることからQ1と呼ばれますが、これはシェイクスピアの自筆によるものではなく、戯曲を観劇した者による作とされており、その後の発刊のものよりもかなり短く不完全とされています。
信頼できる版として、1604年の第二クウェート版(Q2)と1623年に発刊されたFもしくはF1と称されるフォリオ版(二折本)があります。2つの間にはそれぞれ欠けているせりふがあり、日本で上演される演劇の場合は、Q2とFを折衷して底本とすることが多いです。
今回は福田恒存訳(※)、河合祥一郎訳を中心に読み進めたいと思います。
Frailty, thy name is woman.
To be or not to be, that is the question.
シェイクスピアがハムレットに託したテーマは何だったのか。一緒に考えてみたいと思います。
※日本語変換の都合上、当用漢字での表記とさせていただきました。
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