プロセキュート
 ※第2期
【第6回実施予定】 ※通算28回
テーマ: マーケティングの中核コンセプトとツール
実施日時: 2006年1月6日(土)14:00〜17:00
会場: 西武池袋線中村橋駅・徒歩5分
【主宰者から一言】
前回の「需要と消費」のマーケティング、市場の形成の視点から行なった内容を踏まえて、今回はさらに具体的に、広い意味でのマーケティングの中核となるコンセプトとツールの実際を検証しました。
■実施内容(主な項目)
→ 標的市場と市場細分化
→ 異なる市場の捉え方
→ お客様の4段階
→ ニーズと欲求と需要
→ 価値と満足
→ 交換と取引
→ 交換の5つの条件
→ 交換は価値創造のプロセス
→ 取引と価値交換
→ 取引マーケティング
→ マーケティング・チャネル
→ 競争の存在
→ 競争の4視点
→ 競争の分析は環境分析の構成要素
→ 環境分析
→ マーケティング・ミックス
→ マーケティング・マネジメント
→ ビジネス社会に存在する5つのコンセプト
■今回のポイント
マーケティングの大前提といえる標的市場と市場細分化の考え方の要諦は何かを考察したうえで、価値と満足の関係、交換と取引、競争の存在などの現実にどのように対応していくのかが大きな流れとしました。
現実のビジネス社会に存在する5つのビジネスコンセプトを個々のケースに当てはめながら、今後のビジネスの目的はどうあるべきかをディスカッションしました。

それらを踏まえたうえで、現在も変化し続けるビジネス現場において的確な軌道修正を行なっていくための切り口を討議したいと思っておりましたが、少し時間が不足してしまいましたので、この内容は次回以降に盛り込みたいと思います。
ビジネスの現場は常に変化し続けています。変化の中で決断することが経営判断ともいえるでしょう。より的確な判断をするためには自らのビジネスの目的を明確にしておくことが必須です。

この観点から私は「ビジネスとは利益を出す行為」という定義には疑問を呈してきました。それは現在も今後も変わらないでしょう。誤解のないように申し添えますが、利益を出すことは企業行為の目的ではなく存続のための必要条件だと捉えています。
では企業活動、ビジネスの目的とは何か。私はこの答えに「幸福である人を創ること」と答えたい。もちろんその答えには幸福とはどのような状態を指すのか等々の補足的説明が必要になりますが、それらを含めてセミナーの中で答えていく心積もりです。

そして具体的な選択として、ここ15年来の時流でもあるソサイエタル・マーケティング・コンセプトを現場で展開することを選んでいくことになります。その大前提として、普遍的行為とも言える標的市場とセグメント、そして顧客ニーズの分析は絶えず行なっていくことを求めています。
これらのビジネス行為も微妙に常に変化し続けますが、変わらない信念と理念を自身の胸中に構築することは不変であると考えています。
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