プロセキュート 循環型社会を目指す健康と環境のコンサルティングファーム
地域密着型事業サポート

■中小零細企業に、光は差すのか。

中小零細企業、受難の時代である。
どの業界でも、スケールメリットを求めて、大企業が合併を繰り返している。
オンリーワンだと思って、特許申請し商品化したアイデアも、半年もすれば類似商品が製造発売される。
しかも、安価に、大量に。
開発費用なんて、回収のしようもない。
九死に一生を求めて、人件費の安いアジア地域に生産工場を求める。
しかし、大企業も同様に海外に出てくる。
海外工場建設の負債を抱えて、末路は悲惨である。

店舗経営も例外ではない。
今まで2等地と呼ばれていた路地裏にも、ナショナルチェーン店が進出している。
仕入原価でも、スタッフ募集でも、個人店舗は太刀打ちできないのが、現実だ。

多くの商店街が寂れていき、個人工場は閉鎖に追い込まれる。
「なれるものなら工場労働者になってしまいたい」
これが、生活に苦しむ、多くの中小零細企業経営者の本音ではないだろうか。

■消費者にも責任の一端が、ある。

安さと、目先の出費にばかり目が奪われている消費者にも、責任の一端がある、と私は思う。

本来かかるべき費用を正当に負担することを考えたことがない。
粗悪な商品であっても、安ければ買ってしまう。
環境負荷が大きな商品であっても、安ければそれでいい。

価格の安さが、業務改善によるものであれば、安いものを買うべきだ。
大量生産による正当なコスト削減の結果であれば、それを選ぶのも消費者の権利だ。
しかし、発展途上国の安価な人件費が低価格の要因であるとしたら、その商品をむやみに買うことはどうだろうか。
その国の正常な経済発展を阻害しているという指摘は、常に為され続けている。
そして、児童労働による場合も、少なくないのだ。

消費者は、低価格の要因を真剣に審査する責任を負っているのではないだろうか。

■真の経営は規模が小さいほど、難しい。

しかし、中小零細企業の現在の状況は、誰のせいでもない。
経営者自らが、受けて立つべき現実なのだ、と私は訴えたい。

消費者には、必要なレクチャーをしよう。
気づかせてもらえなければ、わかるはずもない。
大企業には、大企業の論理がある。
それは、それでいいではないか。

企業経営を本気でやろうと思えば、事業規模が小さいほど、経営は難しい。
確かに、大企業には、事業を大きくしてきたという実績と苦労がある。
しかし、現在の企業経営者には、高度経済成長と共に会社が大きくなり、そのままスケールメリットに安住している後継経営者も少なくない。
今までのコンサル経験から言えば、年商100億円クラスの企業経営者に、その傾向がよく見受けられる。
一定の売上規模があり、そこそこ社内の人材もいるが、社会的影響力はさほど大きくない、という規模といえようか。
改善の方策を提示すれば、実行できる人材と必要な費用捻出もできる。

中小零細企業には、確かに、そんな力はない。
しかし、大企業にできない強みが、必ずある。
それは、個々の情勢に応じて、様々に異なってくる。
厳しい環境を悪条件だと思っているうちは、打開の道は見えてこない。
まったく経験のない異業種に活路を見出す経営者もいるだろう。
私達は、それを否定しない。
しかし、それはギャンブルだ。
今まで培ってきた経験と技術の蓄積を活かす道を選ぶほうが、圧倒的に成功確率が高いことを、強く申し上げておきたい。

■闇を抜ける方策は、必ずある。

ピンチは必ずチャンスにかわる。
宿命だと嘆くよりも使命だと喜んでぶつかろう。
試練は自身を鍛えるトレーニングだ。

そう経営者の一念がかわったとき、状況を大きく転換させる一点が必ず、見えてくる。
闇を抜ける方策は、必ずある。
そのサポートをするのが、プロセキュートである。

【追記】時代が追いついてきた。『農商工連携』を活用する。

ここにきて、時代が追いついてきた。

2008年5月、農商工関連2法が国会で成立した。
これによって財務面での課題の一部が大きく解消されることになる。
プロセキュートでは、現在積極的に農商工連携を活用した農林漁業分野の商品開発、新規事業の提案を行なう。

関心のある方は、是非問い合わせていただきたい。

経営改善と店舗出店の実績を重ねてきたマーケティングコンサルタントの実力をお確かめ下さい。
Copyright (C) 1996-2009 PROSECUTE All Rights Reserved.